谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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京都カラスマ大学

京都カラスマ大学って、ご存知ですか?


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京都のいろんな場所を教室に、京都で活躍する人を先生に、
主に社会人が生徒となって行われる生涯学習を推進している団体です。

以前より噂は聞いており、一度参加してみたいと思っていたところ、
ちょうど上洛の日に授業があると知りました(今回そんなんばっか^^;)。

座学と実習があり、両方申し込んだのですが、実習の方は抽選漏れしてしまいました。
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」なんかで有名な男前豆腐の本社で豆腐作り、という
非常に魅力的な講座だったのですが。。ザンネン。


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座学の会場である、BASE BY ELEPHANT@二条駅付近に向かいます。
こちらは、独立志向のクリエイターやアーティストさんの活動拠点として開かれている、
マルチスペースです。

開講10時半だったので、土曜日は6時に起床、
7時半に東京駅から新幹線に乗るという荒技をこなしました。。
新幹線の中では爆睡。JR嵯峨野線に乗った記憶もぼんやり…^^;


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会場に着いて、まず受付で今日の先生である高橋マキさんの本を買います。
小さなおみやげとして、唐長さんの京唐紙で折った栞がついてきました。
高橋さんが折ってくださったそうです^^


で、本日のテーマは・・・「ミソジの京都」!

テーマ名に最初うっとつまってしまいましたが(笑)、アラサーなわたしはまさにターゲット層。
どんなお話が聞けるだろう、と楽しみにしていました。


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「乙女以上、白洲正子未満。」

かわいいだけは卒業したけど、本物の美を語る力はまだ持たない、
そんな曖昧な立ち位置のミソジ女性が、なぜ京都に魅かれるのか。

京都人である高橋マキさんは、これまでFIGAROやananなどの雑誌の
京都記事のライターさんをやってきて、今回が初のエッセイ出版になります。

これまで数々の京都本を読んできたわたしですが、
この本は最近よくある『カワイイ京都集めました☆』的なものではなく、
過剰な甘さの無い大人の女性が書いた本、という印象を受けました。

目次を見ると、「知欲」「食欲」「物欲」「飾欲」「生活欲」という5つの“欲”から構成されています。
これは、京都に対して芽生えてくる欲を順番に並べたものとか。

いずれの項目でも、京都人ならではの視点を感じます。
紹介されているお店も、味わい深いお店ぞろいです。


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授業では、高橋さんから本のメイキングについてお話を伺った後、
5,6人でひとつのグループになり、「なぜミソジは京都に魅かれるのか?」について
少しディスカッションし、各グループの結論を発表しあいました。

わたしのグループでは、奈良・滋賀・大阪などいろんな地域からやってきた方がいらっしゃり、
女性も男性も、年配の方も若い方もいらっしゃいました。

初対面だけど、京都というテーマで、するっと自分の内面を話すことができて、
また、他の方の内面の話を聞くことができて、おもしろい機会でした。


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高橋さんや、他の生徒のみなさんの話を聞いていて思ったのは、
意外にも京都のことではなく、谷中のことでした。

京都という街に暮らし、そこに暮らす自分のことを見つめ、
さらにそんな自分が自分の住む場所に対してどんなことを返していけるか考える。
そんなことができる土地として、みんな京都に誇りを持っている。


わたしもそういう風に暮らせたらいいな。
それって谷中じゃできないのかなって。

もっともっと、首都としての東京ではなく、
東京ローカルから発信していけることがあるんじゃないかな。
東京も、一地方としての力を発揮できれば、より魅力的な土地になる気がする。

そして谷中には、まさにそれを実践して活動している人たちがいます。
特に10月は、art-link、谷中芸工展、一箱古本市と、アートなイベントが盛りだくさんの月。
こんな場所に暮らせて、よかったなぁ。


京都にいると、こんなふうに考えさせてくれるパワーをもらえます。
しばらくするとパワーが切れて、充電するためにまた京都に行くんですけどね^^;
やっぱり京都は京都、谷中は谷中、それぞれにわたしに必要な土地だなって思います。


***

気合いが入りすぎて、今日の記事は長くなってしまいました。。。
駄文長文、失礼いたしましたm(_ _)m

いつまでたっても卒業しない。
それがきっと、京都カラスマ大学の優等生。

この大学と、長くおつきあいしていきたいなと思います。
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by kitokito-kamome | 2009-09-28 23:55 | 京都
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