谷中喃々堂 |
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お腹もいっぱいになったので、今度は五辻通りを西に進みます。
千本釈迦堂の前を通りかかり、境内に立ち寄ってみました。 瑞応山 大報恩寺。真言宗智山派のお寺です。 一般には、「千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)」と呼ばれています。 こちらの本堂は、応仁の乱を生きのびた奇跡の建物。 真正面に立つと、せり出してくるような力強い印象を受けます。 春には、写真の右側にある阿亀桜(おかめざくら)が美しい姿を見せてくれます。 本堂の手前右手に、お多福やおかめ信仰の起源となった阿亀(おかめ)さんの塚がありました。 彼女は、棟梁である夫の仕事を成功に導くも、女の進言で仕事を果たしたと世に聞こえては 夫の恥、と自ら命を絶ったといいます。 お多福のあのニコニコとしたおどけた表情の下に、こんな悲しい話が隠されていたなんて。 やるせない気持ちになりますね。。 千本釈迦堂は今回寄り道なので本堂にはお参りせず、目的地を目指します。 手水所で手と口を清めてから、本殿に向かいます。 今回の上洛の目的、みっつめ。 天神さんで大福梅(おおふくうめ)をいただくことです。 天神さんこと北野天満宮は、梅の名所としても有名。 ここで採れた実を干したものを、元旦の朝早くにお茶の中に入れて飲むという習慣があります。 村上天皇の御世、このお茶を飲むと病が癒えたことから、 無病息災・長寿幸福を得るように、との願いが込められています。 大粒の梅が6つ入っていました。これで新年を迎える準備ができました^^ そういえば、今年は丑年でしたね。 天神さんの境内には牛の像がたくさんありますが、この子は泣き虫ぽくてかわいかったです☆ 年神さま、1年間お世話になりました!
by kitokito-kamome
| 2009-12-30 00:47
| 京都
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