谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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小野竹喬展

雨の日の外出には、いつもより気合が必要です☆


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今日は友人Tと、東京国立近代美術館に小野竹喬(おのちっきょう)展を見に行ってきました。

きっかけは、大名時計博物館で手にした一枚のチラシ。
竹喬のことは全然知らなかったのですが、奥の細道の句を題材にしたという絵に惹かれました。


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竹喬は岡山県笠岡市生まれ。今年は生誕120年にあたるそうです。
16で画家になろうと志し、90歳で亡くなるまで、絵を描き続けた画家です。

彼の十代のころの作品から、徐々に歳を重ねて表現の深み、凄みが増していく過程を、
一緒に歩んでいくような気分になる展示でした。


彼は京都の画壇で活躍し、亡くなる直前まで精力的に各地を取材して絵を追究していたようです。
若いころから一貫して自然に画題を求め、枝の張り出した木や雲、海をくりかえし描いていました。

特に、彼は季節のうつりかわる瞬間に興味があったようです。
浅春や初秋など、うつろう季節という動的なテーマを、
絵画という静的な装置で表現しようとしていました。

竹喬ブルーとでも言いたくなる、目を奪われる碧い色彩がすばらしかったです。


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いくつか絵葉書を買いました。

上は、視点を地面すれすれにおいて描かれた「野辺」。
この絵を見て、癒されるねぇ、と目を細めた友人T。
名も無き草の葉のかたちからも、白くまぁるい小さな花からも、
画家のおだやかな心が伝わってくるようです。

下は、比叡山の中腹から見た京都のまち。「京の灯」という作品です。
盆地の底できらめく、こんぺいとうのような色とりどりの生活の灯り。
京都の空気が、じんわりと胸にしみわたるようでした。


見終わってから美術館のレストランでランチしようと思っていたのですが、
混んでいたので場所を変えることにしました。

神楽坂のイタリアンレストランzioへ。
白ワインをいただきつつ、前菜とパスタを楽しみました♪


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久々に会ったので、食事しながら、いろいろおしゃべり。
友人Tは女子力が高く、わたしからすると憧れの存在です^^

一緒に絵を見ていて視点がおもしろいなぁと思ったり、
自分が見落としているような出来事を、ていねいに見つめているんだなぁと思ったり。

楽しい時間をすごさせてもらいました!ありがとう。


***


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部屋に春を呼びよせよう!と思って、ecute日暮里の花屋さんでミモザを買いました。

ミモザの花言葉は、”豊かな感受性”。
部屋をぱぁっと明るくしてくれます。
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by kitokito-kamome | 2010-03-07 22:51 | 日々のこと
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