谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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普門山 全生庵

その迫力や、見事なり。


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三崎坂途中にある全生庵(ぜんしょうあん)の桜です。

こちらは、幕末の三舟で知られる山岡鉄舟が開いた、臨済宗のお寺です。


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落語家の三遊亭園朝にゆかりがあって、毎年夏になると、
園朝コレクションの幽霊画を公開してくれます。(→☆


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ここの桜がこんなにすごいとは、知りませんでした。
きっと谷中で一番有名なお寺なのに、不思議なことです^^;

緑青色の太い幹から、四方八方にひろがる枝の力強さ。枝先を彩る花たちの華やかさ。
かなりの見ごたえがあります。


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遠くの青空もかすむほど、みっしりと詰まった花びらたち・・・。


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全生庵の裏手におわします観音さまも、桜の咲きぶりにオッケーオッケーとご満悦^^

すぐ横に、「念ずれば花ひらく」と刻まれた石板がありました。
説得力ありマス◎


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全部、生きる―。


***

昨夜、京極夏彦氏の『数えずの井戸』を読み終わりました。
大極宮オフィスの作品は、やはり出れば必ずチェックしてしまいます^^

四谷怪談をモチーフにした『嗤う伊右衛門』も、番町皿屋敷をモチーフにした本作も、
江戸時代の名作怪談を現代で読むのなら、こう読むのがほんとなんだ、
と思い込んでしまいそうなほど、魅力的な描き方をしています。

そういえば、園朝は「怪談牡丹灯籠」や「菊模様皿山奇談」などの怪談モノで有名ですよね。

園朝みたいに、今の時代を生きるわたしにもわかるように、皿屋敷を読み聞かせてくれた。
そんなふうに思いました。
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by kitokito-kamome | 2010-04-07 23:23 | 日々のこと
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