谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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NOMAD 恋する虜

そこに集うは、まつろわぬ民。


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ほおずき市や羽鳥書店まつりなど、よくイベントの会場となる駒込大観音の境内で、
今年も一夜の夢の舞台が組みあがりました。

この地で仮設の芝居小屋公演がはじまって、今年で10年目なのだそうです。

今回でひとまずおしまいになるとうかがい、ご近所友人Sを誘って、
初めて拝見させていただきました☆


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団子坂をのぼりきってしばらく歩くと、突如として現れる水族館劇場。
禍々しくアングラな雰囲気に、お芝居の気分が盛り上がります♪

この日はあいにく激しい雨でしたが、
最初の30分ほどは、劇場前の小さなスペースでパフォーマンスがありました。

傘をさしながらしゃがみこんで、俳優たちの聞きなれない台詞回しに必死に耳を澄ましました。


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ふりしきる雨のなか、ただ見つめる自分のまなこだけが、この世に存在しているとおもった。

回転木馬のあかい馬、池のへりに張りつくはいいろの偽札、
背後から覆うように広がる大イチョウの葉が、雨を含んでやけに濃いぃみどり色だったこと。

断片的な色彩の記憶が、今でも強烈な印象をのこしています。


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雨の中30分もしゃがんでいると足がしびれてきて困りましたが^^;、
ストーリーの雰囲気に、この大雨はぴったりでした。

プロローグが終わり、劇場内に移動してからお芝居が再開されます。

客席は、学生時代に見に行っていた学生芝居やシモキタの芝居小屋のようなつくり。
お芝居のルーツのひとつは、「見世物小屋」であったことを実感するような公演でした。


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帰り道、「夢の遊眠社のころの野田さんを思い出しちゃった」とわたしが言えば、
「『ゼンダ城の虜』を思い出すねぇ」と応じる友人S。

ふたりとも興奮冷めやらず、団子坂途中の「たこ三忠」さんで飲んで帰りました☆
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by kitokito-kamome | 2010-06-05 02:01 | 日々のこと
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