谷中喃々堂 |
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涼やかな風が、頬をかすめた気がした。
ザ・マイナスイオン!白糸の滝です。 旧軽銀座を後にして、バスで20分ほど山道をはしったところにあります。 バスは1時間に1、2本しかないのですが、タイミングよく乗ることができました。 こちらは観光客に大人気で、たくさん見にきている方がいらっしゃいました。 売店で売っていた岩魚の塩焼きがおいしそうでしたが、晩御飯のことを考え、ぐっとガマン。 近くにもうひとつ滝があるとガイドブックにあったので、 案内の矢印に導かれ、山の中に続く長い階段をのぼることにしました。 そこからは、ながーい遊歩道が続いていました。 にわか山ガールとなり、山歩きを楽しみます。 今の時期、山中は緑一色。 色彩といえば、山ツツジの赤味がわずかに混じるのみでした。 右を見ても、左を見ても、ひたすら続くみどり。 他にすれちがう人のほとんどいない空間でずっと過ごしていると、 時折とても怖くなるんです。 笑顔をはりつけた隣人の、ぞくりとする一面をのぞいてしまったみたいな。 ここが夜になって真っ暗闇になったとき、その表情は、けっしてわたしの友人ではない。 その怖さがあるからこそ、山はますます魅力的なのかもしれません。 白糸の滝から歩くこと約5キロ、2時間弱。竜返しの滝に到着です。 思いのほか歩いて、へとへとになりました^^; 竜のような大蛇が、水流にのまれて滝つぼに落ちてしまったという伝説をもつこの滝。 車道からかなり歩くこともあり、白糸の滝と違って見にきている方はほんの数人でした。 バスの時間もせまっていたので、名残を惜しみつつ退散しました。
by kitokito-kamome
| 2010-06-16 23:29
| 旅時間
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