谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

岩屋不動

鴨川、はじめのひとしずく。


b0188769_0331892.jpg



美山を後にして、佐々里峠や花背峠など峠の道を攻め、鞍馬をとおって、
叡電の二の瀬駅あたりまで下りてから、雲ヶ畑(くもがはた)に向かいました。

ここは、鴨川の源流。
車でなければ相当行きにくい場所にあります。
途中、チャリダーさんを何人か見かけました。サイクリングロードになっているようですね。

雲ヶ畑、というのも変わった地名です。
渡来人の秦氏がかかわっているのではないか、という説があるようですが、
なんとも想像力をかきたてられます。


b0188769_0333687.jpg



ちゃんと着くのか不安になりながら細い山道を進んで、
やっとたどりついたのが岩屋山志明院。
通称、岩屋不動(いわやふどう)さんです。

かなり辺鄙な場所にあるので、観光客もほとんどいません。
境内は撮影禁止なので、受付でカメラを預けます。
(正門前の場所は撮影可能です。)


b0188769_0334757.jpg



役行者が開き、空海が興したお寺。
歌舞伎の「鳴神」の舞台としても知られ、鳴神上人が龍神をとじこめた場所だとか。
また、4月から5月には、石楠花(しゃくなげ)が見られるそうです。

境内の中は急勾配で、登りきると洞窟があり、そこから水が湧いています。

雲ヶ畑の湧き水は鴨川の水源であることから、「御所の御用水」として水を汚さないよう、
村人たちが守ってきた歴史があります。


b0188769_034014.jpg



市内よりもひんやりとした空気で、霊場な雰囲気がただよっていました。
いつも見る鴨川の、思いもかけぬ一面を見たような気がして、どきどきしてしまいました。

行きにくい場所ですが、また来れたらいいなぁ。
[PR]
by kitokito-kamome | 2010-08-18 00:50 | 京都
<< 壬生寺 万燈会 美山町 >>