谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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100万人のキャンドルナイト@上妙寺

月のさやけき晩、見知らぬ街にて。


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1年に2日、夏至と冬至の夜には、でんきを消してロウソクの灯りをともそう。

100万人のキャンドルナイトのイベントが東京でもないかしら、と思って探してみると、
東大島の上妙寺さんを見つけました。

東大島は、東京の東の方、都営新宿線の沿線にあります。
巨大な団地がたちならぶ街。夜には幻想的な雰囲気をかもしだしています。

はじめて訪れたこの街で、心細くなりながら、上妙寺をさがして歩きます。
かなりのアウェー感・・・>_<;

団地のなかを右往左往。
たどりつくことはできないかな、と諦めかけた頃、偶然通りかかることができました。


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最勝山 上妙寺。
寛永2年(1625年)に創立されたという古い日蓮宗のお寺です。

上妙寺さんがキャンドルナイトのイベントに参加するのは、今年で4年目だとか。
こじんまりとした境内が、シンプルだけどあたたかい光で満たされていました。


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本堂で、津軽三味線のチャリティーコンサートが開かれるとのこと。
せっかくなので、参加させていただくことにしました。

紋付袴の若い男性デュオで、叩き三味線を力強く奏でます。

ふたりとも、高校に行かずに青森で住み込みの内弟子になり、
その後東京に出てきて各々活動されてきたそうです。
ふたりで演奏するのは10年ぶりだそう!お互いの10年を、音にのせてぶつけ合います。


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ほの暗いお堂の中で、生の三味線の音が反響します。

津軽三味線の音は、はげしく水面をうがつ雨粒のイメージ。
ひとつひとつの音が立っていて心に刺さり、
しかも水中に消えた後の音の余韻が、波紋となって伝っていきます。

激しさのなかにある、郷愁。
津軽の雪景色が、ぱぁっと目の前に浮かんできます。


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途中、女性の語り手による物語がはさまれ、
宇宙戦艦大和のテーマや涙そうそうなど、おなじみのメロディーの演奏もありました。

アンコールでは、クリスマスソングも!
上妙寺の本堂でクリスマスソングが奏でられたのは、
これまでのお寺の歴史ではじめてのことだと、お寺の方が笑っておられました。

慣れ親しんでいる谷中から、たまには出ていって東京を探検してみるのもいいな^^


***

明日はイブですね~。
みなさま、よきクリスマスの日をお迎えください☆
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by kitokito-kamome | 2010-12-23 23:13 | 日々のこと
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