谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

photo × 東京にしがわ大学

わたしの瞳は、何に向かってシャッターをきっているのかな。


b0188769_21291189.jpg



今日は、東京にしがわ大学の写真の授業に参加してきました。

とても良い刺激を受け、素敵な時間を過ごすことができました。
つらつらと、写真について考える機会にもなり。

長くなりますので、ご興味のある方だけご覧ください^^






b0188769_2129175.jpg



東京にしがわ大学(通称にわ大)は、東京の西側、多摩地域をキャンパスにする学校です。

以前ご紹介した、京都カラスマ大学(→☆)とは姉妹校の関係で、昨年の秋にオープンしたばかり。

にわ大のHPを見ると、「にしがわ景」と題する写真が掲載されています。
これは、フォトグラファーの加藤アラタさん(→☆)が、東京の西側を撮ったもの。

その加藤さんを先生に、写真の授業が開かれると知り、応募してみました。
運よく抽選にあたり、東京のひがし側から、いざ出陣☆


b0188769_21292399.jpg



授業の事前課題は、ひとり一枚お気に入りの写真を持ち寄ること。

その写真がスクリーンに映し出され、
先生が指名した人がさも自分が撮ったかのようにその写真を説明して、
そのあとに本当に写真を撮った人が名乗り出て、どういう写真か解説する。

そういうスタイルで、みなさんの自己紹介が進みました。


b0188769_21293091.jpg



「写真って、伝わらないものなんですよ」、と先生。

そこが写真の不自由さでもあり、おもしろさでもある。

文字より絵より写実的なのに、どういう状況で、どういう気持ちで撮った写真なのか
っていうストーリーは、言葉にしなければなかなか伝わらないんだぁと実感しました。


b0188769_21293666.jpg



先生のお話で、印象深かったこと。

「ある景色を見て感動して、その感動をそのままに写真に撮りたいけれど、
うまく映らない。どうしたらいいか?」という質問があって。

先生曰く、ピントの絞りとか技術的なことはさておき、
自分が何に心を惹かれているのか、整理してみてください、と。

1枚1枚の写真にこだわらず、自分が好きだと思う写真をたくさん撮ってみて、それを並べてみる。

そうすると、かたちが好きなのか、色が好きなのか、
はたまた写真には写らない匂いや空気が好きなのか。
自分の目線が何をとらえているのか、ぼんやり見えてくる。


b0188769_21294154.jpg



そっか、とすごく納得できるお話で。
東京のにし側からひがし側に帰ってから、谷中を撮ってみました。
今日載せている写真は、すべてそういう写真です。


東京って。
ガチャガチャゴチャゴチャしてて、せわしなくて、移り変わりも早くて、めまぐるしくて。
人工的な都市で、息苦しい、そんなイメージもあります。

でも、東京で暮らしている人のなかには、そんなペースじゃ生きられないって人もたくさんいて。

わたしもそうで、仕事ではあわただしくしているけれど、
日々の生活ではスローペースで過ごしています。
それができる、谷中という町がわたしは大好きです。

そんなことを伝えたくて、わたしは谷中の写真を撮っているのかなぁって、思ったりしました。


b0188769_21294688.jpg



今日の授業に集まった生徒さんたちは、みなさんゆるっとした雰囲気で、
はじめてお会いしたにもかかわらず、一緒に時間を過ごせてとても楽しかったです。

f値がどうとか露出がどうとか、写真の専門的なことを語るような方はいなくて、
素人なんだけど、写真を撮るのがなんで好きかとか、どういう写真を撮りたいとか、
素直な気持ちでおしゃべりできました。

これからも、つながっていけばいいなぁ。


b0188769_2129524.jpg



明日はどこへ行って写真を撮ろうか。
そう思うだけで、ワクワクして仕方ないです^^
[PR]
by kitokito-kamome | 2011-05-14 23:04 | 日々のこと
<< 憧憬 こなから >>