谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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梔子の生垣2011

風にまじる、君の香りをさがす。


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谷中には美しい梔子の生垣があって、
この時期になると、いつ咲いてくれるか気になってしまいます。

用事を終えて谷中に戻ってきた夕方、雨があがっていて。
これはチャンス、と今年ものぞきにいってきました。


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梔子の花は、和歌で「口無し」、つまり物を言わないという意味でつかわれていたそうです。

その甘い香りのイメージからでしょうか、秘められた恋をあらわすこともあったとか。


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白い無垢な顔と、誘い惑わすような なやましい香り。

そして花の寿命は数日で、茶褐色に変り果てます。


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色のうつろう、その前に。
すこしでも姿をとどめておきたいと願う。


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生垣のむこうがわでは、大きなヒマラヤ杉が泰然と見守ってくれています。
咲くときも、枯れゆくときも、いつも共に。


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突然、曇り空に さぁっと夕陽がさしました。
物言わぬ花が、輝きだします。


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花びらの縁がひかって、輪郭がとろけてしまいそう。
陽の光のもとで、また違った魅力を見せてくれました。
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by kitokito-kamome | 2011-06-25 20:56 | 日々のこと
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