谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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山鉾巡行 その2

蟷螂の斧を以って降車のわだちをふせがんと欲す。


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蟷螂山(とうろうやま)は、山鉾唯一のからくり山と聞きました。

引き手のおじさんが「拍手すると動くよー」というので、みんな拍手。
するとカクカクと鎌をもたげ、後ろ羽をばっと広げる蟷螂に歓声がわきました。


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このスパッツみたいなの、かわいいなぁ。


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この辺りになると、周りで見ているご夫婦やカップルから、不穏な会話が聞こえてきます。

 「ねぇ、全部写真とるの?どれもそんなに変わらないよ。」
 「あといくつ?」
 「来年はテレビだな。」
 「進むのがゆっくりだから、眠気をさそうなぁ。。」

男性陣、不満ぎみ笑
確かに暑いですからね。。


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船鉾を初めて見たとき、威風堂々とした存在感に圧倒されました。
颯爽と四条通を航海していきます。


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後祭巡行列の最初は、北観音山。上り観音山ともいわれます。


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大きな柳のたなびく後姿に、古代の神の道行を想像します。


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役行者山の引き手さんには、外国の方もいらっしゃいました。
すらっとスタイルが良いので、目立っていましたよ^^


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浄妙山はアクロバティック!
平家物語の宇治川の戦いの一幕です。


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トリの南観音山。名残惜しい。。


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また見に来られたらいいなぁ。


***


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羽海野チカさんの初期短編集『スピカ』を読みました。

最後の「イノセンスをまちながら」というお話がよかったです。
たった6ページなのに、読んでいたら気づかぬうちに涙がぽろぽろこぼれました。

ある人が紡いだ物語が、それを受けとった人のこころの中で、
こんなにも美しく反響して、また新たな物語のタネになってゆく。

ウミノグマの黒豆みたいにつぶらな瞳が、
物語の奥底に光る大切なものをまっすぐに見つめる姿に、羨望を覚えました。

3月のライオンの新刊ももうすぐ発売されるみたいで、たのしみです♪
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by kitokito-kamome | 2011-07-20 23:17 | 京都
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