谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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涸沢 その1

この夏、憧れの大雪渓に会いに。


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槍ヶ岳にのぼったことがある友人Nが、涸沢(からさわ)に行きたい!というので、
北アルプスに初挑戦することになりました。

8月12日、新宿からバスに乗って上高地へ。
お盆のラッシュもあって、6時間くらいかかってしまいました。

上高地の食堂でカツ丼を食べて腹ごしらえしながら、ルートの確認です。
本日の行程は、上高地バスターミナルから横尾まで。

標高1,505m→1,620mなので、ほとんど登らず、平地をトレイルするイメージです。
所要時間は、コースタイムで約3時間半といったところ。
少し遅めですが、2時半ごろ出発しました。


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上高地からしばらくは、観光客の間をぬって歩きます。

河童橋付近は人でいっぱい!
梓川の水がきれいだったなぁ。そしてソフトクリームがおいしそうでした^^;

大きな荷物をもっているので、そそくさと通り過ぎました。


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河童橋を渡り、自然探勝路をトレイル。
森のかおりが、徐々に甘く濃くなってゆきます。


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河童橋から1時間15分くらいで明神橋に到着しました。
橋の上に、光と影の市松模様がくっきりと。


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明神館を過ぎて徳沢に向かう途中で、ニホンザルの群れに遭遇しました!
子ザル、かわいいー!!!

人に慣れると人を襲うようになるので、あまり近づいてはいけないのですが、
少しだけ写真を撮らせてもらいました。


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目線、くださーいw

黄色い木の皮をはいで食べていました。


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こちらは群れのボスっぽいお方。
総勢20匹くらいはいたでしょうか。

谷中だとよく猫とすれちがいますが、上高地はサルとすれちがうんですね^^


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明神館から1時間で徳沢に着きました。
カラフルなテントがぽこぽこ建っているようすが、かわいらしいです。


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徳沢園は、井上靖の『氷壁』の宿。
前穂高東壁を舞台にした『氷壁』という小説に出てきます。

帰ってきてから『氷壁』を読みました。
がつんと骨太な作品で、読み応えがあります。
穂高の地名が出てきて、手元の登山地図でちょいちょい確認しながら読んだので、
登攀シーンなんかは臨場感たっぷりでした♪

NHKでドラマ化されたみたいですね。DVD借りたいなぁ~。


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徳沢から20分、新村橋(しんむらばし)に通りかかると、初めて標識に「涸沢」の文字が!
確実に近づいてきてるんだぁと、嬉しさがこみあげてきます。

この橋をわたると、氷壁の重要シーン、奥又白谷方面に行くのですが、
今回は渡らずに横尾を目指します。


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太陽が山の陰にかくれると、夜がやってくるのを感じます。
出発時間が遅かったので、横尾に着く前に暗くなってしまうのではないかと、足がはやります。


そんなとき、突然視界がひらけて、連なる山々、青い空がみえました。

期待なのか、不安のためか、判然としないけれど胸が高鳴る。
この特別な感情を、まだうまく言葉にすることができません。


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新村橋から30分くらいで、本日のお宿、横尾山荘に到着しました。
コースタイムは50分なので、少しまきましたね。

すでにたくさんの登山客がくつろいでいました。


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2段ベッドの8人部屋。
お布団もきれいで、女性だけのお部屋で快適でした。

こちらは、お風呂がある山小屋なんです。
石けんやシャンプーを使うことはできないので、
シャワーで汗を流してお湯につかるだけなのですが、
それでもかなりサッパリしました。


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山小屋ごはん。
ごはんとおみそしるは暖かいものをだしていただけます。

メインの鶏肉、冷えてましたがとってもおいしかった!
イカとサトイモの煮物も、味がしみてて疲れた体にパワーをくれるようでした☆


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食後、外に出てビールでまったり。
奥穂は遠いよね~と話しつつ、翌日の行程を相談しました。

陽が落ちてくると温度が急に下がってくるので、フリースをはおります。
真っ暗になってから再び外に出ると、星空が広がっていました。

友人Nが持ってきた星座早見表をヘッドランプで照らしながら、
あれが夏の大三角形、あれがさそり座のアンタレス、北斗七星にカシオペア座、と
空を指さして星を探しました。

しばらくすると明るい月が出てきて、星を隠してしまいました。
こうして夜空を眺めるなんて、ひさしぶり。
林間学校みたいで楽しかったです♪


この日は8時半には就寝。
翌日の本番にそなえ、ぐっすりと眠りました。
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by kitokito-kamome | 2011-08-21 22:49 | 山時間
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