谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome

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夏越の大祓

夕間暮れに響く、太鼓の音。神事の開始を告げます。


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夕方、再び根津神社に向かいました。
境内につくと、すごい人だかり。

やがて神官が現れます。


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この左端に写っているおじいちゃま、この暑いのにビシッとスーツで正装していらっしゃって。
式の間、終始真剣な面持ちでした。
つられて、わたしもなんだかお行儀良くなってしまいました。。

榊の葉と紙ふぶきで、この半年の罪穢れを祓い清めます。
最後は、白い布を手で何度も引き裂いていました。


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その後、茅の輪をくぐります。

根津神社の御祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)。

須佐之男命が旅先で苦しんだときに、彼を助けたのが蘇民将来(そみんしょうらい)でした。
このため、蘇民将来は子々孫々、守護と繁栄を約束され、
その目印として、茅の輪が飾られるようになりました。


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八坂神社の祇園祭と同じ祭事なんだなぁと思いながら、
わたしもみんなに続いて輪をくぐりました。
・・すごい人!!


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老いも若きも、茅の輪くぐり。東京の下町では、こうした行事が大切に受け継がれています。

輪をくぐり終え、茅の輪のお守りをいただきます。
残りの半年も、無事に過ごせますように。


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この日は、厄払い・疫病除けに、水無月という和菓子を食べる風習があります。
一炉庵さんでは売り切れだったので、和菓子屋のつる瀬さんで買い求めました。


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実は水無月はあまり好きでなく、一緒に買った麩まんじゅうの方がおいしかったですが・・・^^;

水無月の三角形は氷を、小豆は悪魔祓いを表しているといいます。
そば茶を淹れて、いただきました。
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by kitokito-kamome | 2009-06-30 22:41 | 日々のこと

根津神社

彼岸と此岸の境目を、トリミングするもの。


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鳥居の先には、乙女稲荷。

根津神社の境内に、鎮座ましますこの稲荷、夜になると舞台がライトアップされ、
さらに艶やかさを増します。


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今日はちょっと用事があって、お休みをいただきました。
根津神社を昼間にこんなにゆっくり歩くのも久しぶり。


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夕方から、夏越の大祓の神事があります。
混雑する前に、形代を奉納しておきました。


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by kitokito-kamome | 2009-06-30 22:10 | 日々のこと

不忍池

土曜日、TIESを出てから向かった先は。


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いちめんの蓮の葉。不忍池(しのばずのいけ)です。
7月の喋々喃々に出てくるので、ちょっと先取りして。

この時期になると、いつ池の花がひらくかなって、けっこう気になったりします。

つい先々月ここに来たときは、朽葉色の葉が広がっている荒涼とした景色だったのに。
今は、池全体が蓮の花の予感に充ちているようです。


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奥に見える赤いお堂は、谷中七福神のひとつ、弁財天を祀った弁天堂です。

寛永2年(1625年)のこと。
天海僧上は、不忍池を琵琶湖に見立て、
竹生島の宝厳寺に祀られている大弁才天を勧請し、弁天堂を建てられました。


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池に沿って歩いていると、ユリカモメ発見!
このユリカモメ、全く人を怖がりません。

おじさんがすぐ側まで寄っても逃げませんし、
話しかけられると、「ギューィ、ギー」と答えるんです^^

長いことキョロキョロしていて、その場から離れませんでした。

いざこと問わむ、都鳥。
誰か大切な人を、探していたのでしょうか?


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ふくらんできた蕾。
来月花の頃が楽しみです。
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by kitokito-kamome | 2009-06-30 00:42 | 喋々喃々

江田珈琲店/花影抄

今日もあちこち散歩しようと思っていたのですが、天気も良くなく、
なんとなく家でのんびり。

夕方になってから出かけました。
昨日、往来堂でぱらぱらめくった雑誌に載っていた、江田珈琲店。

団子坂を上りきって、本駒込一丁目の交差点から伸びた
細い道を入ったところにあります。


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扉を開けると、ちょうど壁の鳩時計が鳴りました。
リチャードクレイダーマン風のピアノ曲がかかっています。

お客さんはまばら。マンダリンを注文しました。


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中国風の子どもが遊ぶ様子が描かれたコーヒーカップに、2かけのチョコレート。
カップに口をつけると、縁が思ったより薄い感触でした。


持ってきた本、『花影抄』を開きます。

花影抄は、根津の交差点にある自然食品のお店「根津の谷」の2階にあるギャラリーです。
この本は、そのギャラリーの名前の由来となったもの。


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初めて花影抄さんにお邪魔したのは、学生の頃。
その頃は、茶房として営業していらっしゃいました。
今は、根付の販売とギャラリーとして活躍されています。

この本は、私家本で一般には流通していません。
偶然、ネットの古本屋さんで買うことができました。

銀行員として働いていた筆者が、退職後、自分の好きな植物について、
その社会的文化的背景や植物学的な視点を踏まえて書いたエッセイです。


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筆者自らが挿絵も入れています。
谷中喃々堂でふれた紫陽花や梔子のお話は、この本に教えてもらったことたちです。


気づいたら、ピアノ曲がサックスに変わっていました。
こんなに落ち着いて本が読める喫茶店があったなんて。また来よう。
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by kitokito-kamome | 2009-06-28 21:52 | 日々のこと

TIES

喋々喃々を初めて読んだときに、一番印象に残った場所。

湯島天神から春日通りを上がって、こっちでいいのかなと少し不安になってから、
そのままもう少し進んだとこにある、TIES(タイズ)さんです。


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小さな入り口から広がる、うなぎの寝床のような奥行き。
長いカウンターのはしっこの席に案内されました。


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わたしはファイブブレンドのコーヒーと、カシスのケーキをオーダー。
Hちゃんは、フレンチクラシックのコーヒーと、モンブラン。


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お客さんたちのお喋りのざわめき、その奥で小さく響くストリングスの音色。
マスターが、真剣な表情でコーヒーを淹れていて、そこだけピンと緊張の糸が張っているみたい。

しばらくHちゃんと話をしていたら、いつの間にかお客さんはわたしたちだけになっていました。


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「TIES」とは、きずなとか、つながりという意味。
その言葉のとおり、TIESのショップカードは、
ふたつ繋げるとロゴマークが現れるようになっています。


お店では、ケーキやクッキー・マドレーヌ、コーヒーカップなども売っています。
さらに謎のマッチも売っていました。

「人生まだまだアマチュア ひよこマッチ」と「人生毎日恩返し つるマッチ」です。
マッチの頭のとこに、顔が描いてあるんですよ。プリチー。
他にも2種類ありました。


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コーヒーカップ、迷ったけどやっぱり欲しいな。
また、通っちゃいそうです。


***

この後、湯島から根津を経て千駄木まで歩きました。
ばんごはんを食べようと思っていたのですが、Hちゃん急用につき今日は解散。

近所をぶらつき、家に帰ったら眠たくてしょうがなかったです。
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by kitokito-kamome | 2009-06-27 23:06 | 喋々喃々

湯島天神

6月の喋々喃々、ハルイチロウさんとの待ち合わせの前に、
栞は湯島天神を訪れます。


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湯島天神は、菅原道真公を御祭神としています。

境内には、この時期、夏越の大祓(なごしのおおはらい)のために、
茅の輪(ちのわ)が飾られています。


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夏越の大祓の神事自体は、6月30日に行われます。

栞と同じように、茅の輪を左回り、右回り、左回り。八の字を描きます。
罪を祓い清め、病魔に負けないよう、お願いしました。


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自分の罪穢れをうつす形代。
名前と年齢を書き、初穂料をそえて神社に納めるものです。

わたしは、氏神さんの根津神社でやるつもり。こちらでは遠慮しました。


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境内では、ちょうど結婚式が行われていました。

つのかくしのお嫁さんを見送ってから、男坂を降りて、カフェに向かいます。
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by kitokito-kamome | 2009-06-27 21:23 | 喋々喃々

Bistro GRASSO

今日は、ご近所の後輩Hちゃんと遊ぶ約束をしていました。
雨降らないといいね~と言ってたら、びっくりするくらい良い天気。


まずは湯島でランチ。
Bistro GRASSO(ビストロ グラッソ)さんです。


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湯島駅から妻恋坂の方にまっすぐ行ったところにあります。
落ち着いていて、ちょっとクラシカルな雰囲気。

注文してから待っている間に、Hちゃんからお土産をいただきました。


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団子坂の途中にある、あめ細工吉原さんの飴。
食べるのがもったいない!

しばらく飾ってからいただきます。ありがとう~^^


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おしゃべりしていたら、料理がきました。
かぼちゃの冷製スープ。
暑かったので、冷たいスープがおいしかったです。


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本日のパスタ。
ズッキーニと自家製ナントカのパスタです^^;

自家製のやつ、お肉だったんですけど、名前を忘れてしまいました。
初めて食べたけど、何だったんだろう??
さっぱりしたズッキーニとよく合ってました。


食後の紅茶をいただいてから、湯島のお散歩に出かけました。
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by kitokito-kamome | 2009-06-27 20:11 | 日々のこと

コクの時間

金曜の夜、せっかくだから誰かと一緒にお酒を飲みたいなって思って、
友人Yを急にお誘いしちゃいました。

友人Yの日ごろ思ってることをいろいろ聞けたし、
今の自分が率直に思ってることをいろいろ聞いてもらえたし、
とっても満足なお酒でした^^

急なお誘いにつきあってくれて、ありがとう。


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帰り、コンビニで新商品発見☆
感想は・・・うーん、あまり特徴ないかも。
でもKIRIN好きです。KIRINばっか飲んでます。無濾過が一番好きです^^

今日は谷中ネタが無しですが・・・
土日めいっぱい遊びたいと思ってます!
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by kitokito-kamome | 2009-06-27 00:44 | 日々のこと

梔子の生垣

今日はいつもよりちょっと早起きして。
三浦坂を上って右手に曲がると、ヒマラヤ杉。


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このヒマラヤ杉、喋々喃々にも出てくるのですが、その話はまたの機会に。

既にここを歩いている時点で、ほのかにジャスミンに似た香りが漂ってきます。
目的地に到着~。


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ヒマラヤ杉のお向かいの道に、立派な梔子(くちなし)の生垣があります。

夏の梔子は、春の沈丁花、秋の金木犀と並んで、日本の花の「三香」といわれることがあるとか。


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この花は、夜湿り気の多いときに、よく香りが立ちます。
夜の昆虫を誘いこもうとしているらしい。


「梅雨空の 曇りがちなる 夕闇に 匂ひと咲きぬ くちなしの花」


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ぽってりとした花びらの、にぶく光るような白さ。
この花に、純潔清楚な乙女の姿を重ねた西欧の物語があるそうです。


梔子の花は一斉に咲かず、一輪一輪、自分のペースで咲き、
茶褐色になって、落ちていきます。


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また、梔子の実は、古くから黄色の染料として使われ、
秘められた恋の意味をこめて歌に詠まれていました。


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花の香りに誘われた昆虫のように、生垣にすいよせられました。
立ち去りがたかったです。
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by kitokito-kamome | 2009-06-25 22:52 | 日々のこと

かばんや えいえもん

今朝はどしゃぶりでしたが、夕方には気持ちよく雨があがりました。
今年の梅雨は、例年と違う感じ。


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天気予報で、「今年はメリハリのある梅雨です」と予報していた言葉が、印象に残っています。
あまり聞いたことない表現だったので。。


平日は、なかなか谷中の写真が撮れません。
撮りだめたものから、今日はちょっと変わったお店をご紹介。


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谷中には、「流れのかばんや」さんが存在します。なんかスナフキンみたい^^

「かばんや えいえもん」さん。
手作りのかばんなどを、自転車で移動販売していらっしゃいます。
営業は、晴れた日の土日のみ。
かばんには、ご自身の出身地の、滋賀県産の帆布を使っているそうです。

もし販売しているのが自転車でなく普通の店舗だったら、
こんなふうに、おじさんが覗いたりすることはないんじゃないかな。
ちょっと、ほほえましい光景でした。


谷中には、手作りの職人さんのお店がたくさんあります。
プフレーゲライヒトさん然り、旅ベーグルさん然り。
他にも、ぼうし屋さん、シャツ屋さんなど。

そういうお店が集まりやすい、土地の気質があるのでしょうね。
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by kitokito-kamome | 2009-06-25 00:56 | 日々のこと