谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

六孫王神社

横でお花見、いいですか?


b0188769_23363710.jpg



4月下旬の京都、ソメイヨシノはもういないので、お訪ねするなら里桜。

八条通り沿いの、六孫王(ろくそんのう)神社に行ってきました。


b0188769_23364781.jpg



この神社には、清和源氏の祖先が祀られています。

お社の窓ガラスに、満開の里桜がうつりこんでいますね。


b0188769_23365546.jpg



里桜の枝は、しんなりと垂れ下がって、ぼんぼりのような花を目の前で見ることができます。

朝から降り続く雨をうけて、ますます頭を垂れる花びらが、
ふっくりと露をふくんで潤っていました。


b0188769_233768.jpg



無人の境内で、ゆっくりと花に向き合う時間。


b0188769_23371510.jpg



滴り落ちる、単調なリズムに花がうなずく。


b0188769_2337235.jpg



近くの綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)にも立ち寄ってみました。

花散らしの雨にも負けることなく、明るく咲き誇る八重の花。
そんなふうに、ありたいなぁ。


b0188769_23373095.jpg



弘法さんの名桜・不二桜は、もうすっかり葉桜でした。
いつか満開のときに会いに来たいです。
[PR]
# by kitokito-kamome | 2012-04-28 00:19 | 京都

逃現郷 / カフェしずく

今出川通大宮上ル。


b0188769_22594775.jpg



雨宝院を後にして、目的地も決めずに歩いていたら、一軒のカフェがありました。
最初は通り過ぎて、5分くらい遠のいてから、やっぱり気になって引き返してきました。

カフェ、逃現郷。
なんだかすごく、好きなタイプのオーラを感じたんです^^


b0188769_22595622.jpg



コーヒーは深煎りで。

わたしの好きなタイプは、硬派で、シンプルで、
だけど一部がすごくマニアックで、こだわりという名の愛情にあふれているもの。
まさにそんな感じのお店でした。

お店の中にある大きな鉢には、金魚がゆうゆうと泳いでいるのですが、
この鉢、今は無き今出川の『わびすけ』というお店から譲り受けたものだそうです。

あー、あの、あれか!と懐かしく思い出しました。
ずっと昔に京都にいたころ、会社の先輩に連れて行ってもらったことがあったんですよね。


b0188769_230524.jpg



すぐお隣の席で、お店の猫の銀太とハナコがお休み中でした。
寝ている猫のお腹が、ふくらんだり、しぼんだりする様子を見てると、すっごく幸せな気分に^^

カフェの本棚に並んだ本たちが、好みにどんぴしゃで嬉しかったです。
近くにあれば絶対常連さんになるのになぁ。

ちょうど気になっていた『しろくまカフェ』と、エドワード・ゴーリーの絵本を読みました。
雰囲気真逆の両作品ですが・・・シュールという意味では同じですかね=_=;

お腹がすいてきたので、どこかいいお店ないかなと、本棚の京都本をぱらぱらと見ていたら、
夜も空いているカフェを見つけました。


b0188769_2302579.jpg



今出川から、北白川へワープ。

映画『マザーウォーター』のロケ地にもなった、カフェ「しずく」さんです。
京都大学が近いので、学生さんが何組か、まったりごはんをしていました。


b0188769_2303396.jpg



カフェでしっかり晩御飯が食べられるのは、ありがたいですね◎


b0188769_2304192.jpg



メインは豚角煮と煮卵です。器も素敵。お盆もかわいいし。

影響されて、翌日COCON烏丸のACTUSでお買いものしてしまいました^^;


b0188769_2305123.jpg



やっぱりこのお店では、コーヒーを飲みたくなります。

雑誌「うたかま」をペラペラめくりながら、ゆっくり過ごさせてもらいました☆


***

ほぼ日で、糸井さんの面接記事が連載中です(→☆)

京都大学の就活生さんが、ほぼ日にメールして、
糸井さん、面接官になってください、ってお願いして、実現した企画。
夢中で読みました。

相手に合わせてフォームを変えていく柔軟さも、
変えたくないことを変えないことにまつわるアレコレを受け容れる覚悟も、
どっちも、目の前の問題に対する真剣な方程式によって生み出された解なんだと思う。

ほぼ日の連載記事のペースって、とってもゆったりしていて。
会話の切り方、写真のはさみ方、回の重ね方が、
時間をかけないと伝わらない味みたいなものを伝えるのに適している。

この就活生さんの魅力を引き出すのに、ぴったりなペースな気がします。

明日の最終回が、楽しみだなぁ^^
[PR]
# by kitokito-kamome | 2012-04-26 23:32 | 京都

北向山 雨宝院

天から降りそそぐは、歓喜の桜。


b0188769_22435999.jpg



先週末、京都に行ってきました。
特にイベントもなくゆっくり京都をめぐったのは、ひさしぶりな気がします^^;

京都について、市バスで堀川下立売へ。
山中油店でいつも使っている胡麻油を買ってから、智恵光院通りを上がっていきます。

天気予報は雨でしたが、西陣の聖天さんについたとき、空は持ちこたえていてくれました。


b0188769_2244983.jpg



小さな境内にひしめくように咲き誇る、八重やしだれの桜たち。


b0188769_22442136.jpg



御朱印をいただきながら、お寺の方と少し言葉を交わしました。

 「御朱印っていうのは、元々写経を納めたことに対する領収書みたいなものだったんですよ。
 ですから、今でも御朱印所に律儀に納経される方もいらっしゃるんです。」


b0188769_22451512.jpg



弘法大師が開いたという、ここ雨宝院(うほういん)の御本尊は、象の頭をもつ大聖歓喜天です。

現世利益をかなえてくれる、商売繁盛の神さま。
昔から、西陣の人たちに大切にされてきたんでしょうね。


b0188769_22452420.jpg



薄緑色の花をつける、御衣黄(ぎょいこう)桜も咲き初めにけり。


b0188769_22453287.jpg



ということは、谷中霊園のウコン桜も咲いてるんだろうなぁ、と思いながら花を見上げてました。


b0188769_22454011.jpg

[PR]
# by kitokito-kamome | 2012-04-25 23:24 | 京都

秋田・大人の修学旅行 その4(五社堂ほか)

信仰を、肌で感じる。


b0188769_22204323.jpg



二日目の最初の目的地は、なまはげ館です。
行くまでは、おもしろいのかな?とちょっと疑っていましたが、行ってよかったです。

なはまげというとよく思い浮かぶ鬼の面は、観光用に近年作られたもので、
実際にあの顔のなまはげを使っている地区は無いそうです。

なまはげ館には、市内の約60地区ごとに異なる
ナマハゲの面・衣装などの実物が展示されていました。

その顔ひとつひとつが、本当にユニークで。
観光用の、ある意味整ったお面とは全然違う、
いびつで、原始的な力をまとった神秘的な面。

なまはげが、共同体の外側からやってきた来訪神であることが直観できました。


b0188769_2220529.jpg



ベタに、なまはげに変身するコーナーがあり、友人ズが挑戦しました。
これがいわゆる観光用のお面ですね。

カメラの使い方を教えてくれる青いなまはげ、意外と親切(笑)


b0188769_2221023.jpg



なまはげ館の隣にある男鹿真山伝承館では、
なまはげ問答のパフォーマンスを見ることができます。

こちらが真山地区のお面。ちょっと魔物っぽいですよね。


b0188769_22211079.jpg



お次は入道崎へ。

白黒の縞模様の灯台は、日本の灯台50選に選ばれているそうです。


b0188769_22211824.jpg



とにかく、寒くて・・。
でもこの舞台、火サスごっこをやらなくては!と工夫して写真を撮ろうとしてみたり笑

今度はぜひ夏に来てみたいです。
一面の芝生が青空と海に映えるだろうなぁ。


b0188769_22212792.jpg



そして、今回の旅の最大の目的、赤神神社の五社堂です。

5匹の鬼たちが積んだという九九九の階段を登っていきます。


b0188769_22213594.jpg



およそ2000年昔のこと。
漢の武帝が5匹のコウモリをつれて男鹿にやってきました。

コウモリ5匹は鬼に姿を変え、武帝にお仕えしていましたが、
年に1度の正月休みに村人を襲うようになりました。

困った村人は、一晩に1000段の石段を築けば1年に1人娘を差し出すが、
できなければ村には来ないでくれという賭けをもちかけました。

鬼たちはすさまじい勢いで石段を積み上げましたが、あと1段というところで、
天邪鬼が一番鶏の鳴きマネをして夜明けを告げると、
悔しがりながら山へ帰っていったといいます。


本当は石段が何段あるのか数えようとしていたのですが、
石の積み方がグサグサで・・・数えられませんでした=_=;


b0188769_22214239.jpg



五社堂につくまで、石段を15分くらい登ったでしょうか。

途中から雪が降りはじめました。

どうしても早く目的地につきたくて、先にひとり石段を進みます。

登る自分の足音と息遣いと、あとはしんとした森の空気だけで。

あの風景に、もうすぐ会える。

早くその場に立ちたい、と気持ちが逸りました。


b0188769_22215144.jpg



あの写真家もきっとこの場所に立ったんだ、と思いながら、シャッターを切りました。

わたしをこの場所に連れてきてくれたのは、石川直樹さんの一枚の写真です。
『世界を見に行く。』という写真集におさめられています。(→☆)

石川直樹さんのことは、谷中のギャラリーで開かれた写真展で知って、
その後ほぼ日の連載を見つけて、そしてこの五社堂の写真に会って、
男鹿半島までやってくることになった。

過去からつながってる。
ここから、どこへつながってるんだろう。


b0188769_2222049.jpg



雪はわずかの間に色彩を奪い、輪郭を際立たせる。

ここに祀られているのは、5匹のなまはげだといいます。


b0188769_22221011.jpg



山をおりる頃には、道はすっかり様相を変えていました。
弥生の末頃、秋田はまだまだ冬なのでした。


b0188769_22221847.jpg



冷えた体は、稲庭うどんであたためます♪
食に温泉に文化に生物に、盛りだくさんの秋田修学旅行でした^^

今回の旅で訪れることができたのは、広い秋田のごく一部だけ。
友人がまだ秋田にいるうちに、もう一度くらいは行きたいなぁと思います。


***

ソメイヨシノも散ったというのに、寒々しい写真で季節外れですね。。^^;

次は桜の写真を載せたいと思います。
今年は全然載せてなかった・・。
[PR]
# by kitokito-kamome | 2012-04-24 23:50 | 旅時間

秋田・大人の修学旅行 その3(ホテル帝水)

早春の男鹿を奏でる夕餉の献立。


b0188769_120211.jpg



今宵のお宿は、海と入り陽のホテル帝水。
水族館のすぐ近くの高台にあります。

凍えた体を温泉であっためたら、海の幸満載の夕食が待っていました^^


b0188769_1203274.jpg



サザエの土佐煮などの前菜、ローストビーフ、
旬の地魚盛り合わせ、アワビの素味噌焼き(もとみそやき)。

アワビを包む甘めの味噌の味わいが濃厚でした。


b0188769_1204142.jpg



お食事をいただいていると、ホテルの方が何やらお料理の支度を始めました。
真っ赤に焼けた、熱そうな石がたくさん。。


b0188769_1204881.jpg



タイ、ブリ、カワハギなどをぶつ切りにしたものと、お野菜が少々。


b0188769_1205629.jpg



では、始めさせていただきます、と調理が始まったのが、男鹿名物の石焼料理です。

もともとは、漁師さんたちの賄い料理だったそう。
まずは魚の切り身を木おけに入れていきます。


b0188769_121766.jpg



そこにあっつあつの石をどんどん投入して、いっきに水の温度を上げることにより、
魚の身をひきしめ、アクを出させます。

アクをとったら、お味噌を溶き入れます。


b0188769_1211973.jpg



最後に野菜を入れ、熱した石に押し付けてネギに焦げ目をつけるのが、ホテル帝水流。
香ばしい匂いが立ちこめます。


b0188769_1213069.jpg



岩のりを入れた大きなお椀にざくっと盛り付けて、できあがり☆
これはもう、郷土料理の鉄板だと思います。味噌ラブヽ(●´ε`●)ノ

男鹿産の甘鯛釜飯とともに、〆にいただきました。


b0188769_1213938.jpg



しばらく部屋でまったりと過ごし、あれ開けよっか、とお昼間に買っておいた地ビールを出してきました。

旨ネイガーに、なまはげボック。わたしは旨ネイガーの方が好きでした。
さすが秋田発・地産地消型オリジナル・ヒーロー、超神ネイガーです!!


b0188769_1214854.jpg



さらに新政(あらまさ)の発泡生酒と、市場で買ったソフト鮭とば。

すっかり新政のファンになりました♪ 
奇しくも今日の飲み会のお店でも新政があり、みんなにオススメしちゃいました^^


b0188769_1215723.jpg



修学旅行・・・ってことは、やっぱUNOですよね(´艸`)

ご近所友人Sが持ってきてくれたので、みんなでやることに。
昔と違うのは、傍らに新政があることですね^^;

わたしのカード、弱っ!おかげでよく負けました~。

久しぶりすぎて、みんなルールがあやふやで。
出てる数字より大きいやつ出すんだっけ?と、大貧民と間違ってる人が多かったですw


日付が変わるまで遊んで、星を眺めに露天風呂に行ってから、心地よい眠りにつきました。


b0188769_1221867.jpg



翌朝、天気予報を見て諦めていた晴れ空に出会うことができました。
また露天風呂から、爽快な朝の海を眺めます。

自然の力が東京よりも強くて、肌に触れる空気も濃い気がする。
おいしい朝ごはんでさらにパワーをチャージして、
2日目も秋田を満喫するぞ!と気合を入れたのでした^^
[PR]
# by kitokito-kamome | 2012-04-21 01:59 | 旅時間