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谷中喃々堂


谷中、ときどき京都
by kitokito-kamome
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大名時計博物館

のっぽの、南国風の木が目印です。


大名時計博物館_b0188769_23195953.jpg



最初に通りかかったときは、どういう方のおうちなのかしら、と思いました。
案内にそって細い道を入っていくと、入口があります。


大名時計博物館_b0188769_23203772.jpg



ここは、大名時計博物館。三崎坂から少し奥まったところにあります。
勝山藩の下屋敷跡に、大名時計が展示されています。

中は、ほんの一部屋のちいさな博物館。
フロアをぐるり囲むガラスケースに、台時計・尺時計などさまざまな種類の時計が並んでいます。

今は時を刻まず、静かに眠っている時計たち。


大名時計博物館_b0188769_2320531.jpg



大名時計というのは、江戸時代、大名おかかえの御時計師たちがつくった日本独特の時計です。

ヨーロッパで使われていた24時間の定時法ではなく、不定時法を使った時計なのだとか。

不定時法というのは、夜明けから日暮れまでの昼を6等分、
日暮れから夜明けまでの夜を6等分した時刻のことだそうです。

日の出・日の入りを時刻の基準にしているので、季節によって昼と夜の長さが変わってきます。

おおらかな時計ですね。
でも、わたしたちの時間感覚よりも、自然の流れに近い。


大名時計博物館_b0188769_232151.jpg



この大名時計を収集していた陶芸家の上口愚朗さんは、棟方志功と仲が良かったようです。

棟方志功が、上口さんと二人で笑っているところを描いた絵も展示してあり、
その絵におっきく書かれた「ナカヨシ」という文字を見て、思わず笑ってしまいました。

おとななのに、子どもみたいな天真爛漫な感じがほほえましかったです。


大名時計博物館_b0188769_23211620.jpg



2月の喋々喃々、パンがたくさん入った紙袋をかかえながら、
ハルイチロウさんが栞に電話をかけたのはちょうどこの辺り。

ここからひめまつ屋までは、きっと数分の距離です。
わたしも、ひめまつ屋近くのヒマラヤ杉のほうへ抜けていきました。


***

「ジェネラル・ルージュの凱旋」、DVDを借りてきました。

チーム・バチスタがいまひとつだったので、どうしようかと思ったのですが、
後輩のススメもあり、見てみました。

バチスタより全然おもしろかったです♪
堺雅人が・・とにもかくにも、かっこいいんです!!(笑)
あと、竹内結子の役、田口先生のなんか気のぬけたところも大好きです。

もう一回、見ちゃおうかな^^
by kitokito-kamome | 2010-02-02 23:26 | 喋々喃々
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